1950年のデザイン。ハンス J. ウェグナーがカール・ハンセン&サン社のために初めてデザインした一連の椅子シリーズの1脚です。2017年に復刻販売されました。
ウェグナーのデザインの中でも最もウェグナーらしいと⾔える、アームレスダイニングチェア CH23。背に施された埋⽊の形状、美しくダブルで張られたペーパーコード、そしてこの椅⼦に安定性を与える弧を描く後ろ脚と、随所にウェグナー らしい独特の意匠が散りばめられています。
⼀⾒すると何も変哲のないシンプルな椅⼦ですが、よくみるとディテールに 凝っていることがわかります。例えば、クラフトマンシップが映える美しい埋⽊、そして、曲げ⽊技術を応⽤した背もたれが フレームとのコントラストを強調しています。
座り⼼地に優れ、⻑い時間座っていても⼼地よく体を⽀えます。しかも、テーブルの周りに置いてもあまり場所を取りません。まさに理想的なダイニングチェア。
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