日本人の馴染みの深い、カバの木の魅力を最大限に表現することを目指したデスクシリーズです。

カバの木は、国内ではおおよそ関西以北の森に広くまんべんなく分布し、種類もとても多く、日本の森を代表する広葉樹の一つ。日本の伝統色のなかに「樺色」という色まで存在します。木材となったカバの木は、人の肌色に近い赤みがかった美しい色で、木質は硬くて緻密、手触りもとてもよく、これらの特徴からも特に家具には向いています。

木を敬い、材を知り尽くした職人だからこそ「適材」を選び出し、「適所」に活かして、強度、美しさ、使い心地の最高のバランスを追求しました。設計者と職人たちが四十年の経験と技術をかけて完成した、他にはないデスクシリーズです。